キャリアコンサルティング技能士とキャリアコンサルタントの違い|2級・1級の受検資格
最終更新: 2026年10月9日(公開: 2026年10月9日)・キャリコンと給付金 編集部
技能士は実務経験のあるキャリアコンサルタント向けの国家検定
| 項目 | キャリアコンサルタント | 2級キャリアコンサルティング技能士 | 1級キャリアコンサルティング技能士 |
|---|---|---|---|
| 種類 | 登録制の国家資格(名称独占) | 国家検定(技能検定) | 国家検定(技能検定) |
| 求められる水準 | 1対1の相談の基礎 | 相談者との関係を築き、問題・課題を見立て、1対1の相談支援が的確にできる | 2級より高い水準の相談支援に加え、組織への働きかけ、キャリアコンサルタントへの指導ができる |
| 受ける条件 | 養成講習の修了か実務経験3年など | キャリアコンサルタントなら実務経験3年以上 | キャリアコンサルタントなら実務経験8年以上 |
| 更新 | 5年ごと | なし(検定の合格) | なし |
キャリアコンサルタントは登録して名乗る資格、技能士は試験に合格して称号を得る検定です。技能士に合格すると、キャリアコンサルタントの登録要件も満たします。
受検資格
キャリアコンサルタントの人(または試験に合格した人)が受ける場合の条件です。
| 等級 | 主な受検資格 |
|---|---|
| 2級 | 実務経験3年以上で、キャリアコンサルタント試験に合格した人かキャリアコンサルタント/実務経験4年以上で、認定の養成講習を修了した人/実務経験5年以上 |
| 1級 | 実務経験8年以上で、キャリアコンサルタント試験に合格した人かキャリアコンサルタント/2級に合格し、その後実務経験3年以上 ほか |
ほかに、大学や大学院で関連する科目を修めた人の条件もあります。実務経験に数えられる相談の範囲は、技能検定のFAQで確かめてください。
試験の形式と合格基準
| 項目 | キャリアコンサルタント試験 | 技能検定2級 | 技能検定1級 |
|---|---|---|---|
| 学科 | 四択50問・100分・70点以上 | 四択50問・100分・70点以上 | 五択50問・100分・70点以上 |
| 論述 | 50分 | 1ケース・60分・100点中60点以上 | 1ケース・80分・100点中60点以上 |
| 面接 | ロールプレイ15分+口頭試問5分 | ロールプレイ20分+口頭試問7分・100点中60点以上 | 事例指導のロールプレイ30分+口頭試問9分・100点中60点以上 |
| 面接の足切り | 評価区分ごとに満点の40% | 評価区分ごとに満点の60% | 評価区分ごとに満点の60% |
| 受検手数料 | 学科8,900円・実技29,900円 | 学科11,200円・実技29,900円 | 学科11,200円・実技33,500円 |
1級の面接では、受検者が事例指導者の役になり、キャリアコンサルタント役に指導をします。
更新講習の免除
技能士に合格すると、キャリアコンサルタントの更新で講習が免除される場合があります。
- 登録したあとに1級か2級に合格した人は、合格から5年以内の更新では、知識講習8時間と技能講習30時間の両方が免除される
- 1級を持っている人は、技能講習が常に免除される
- 登録前に2級だけに合格していた人は、更新講習が必要
更新講習の費用と時間を考えると、実務経験が3年たった段階で2級を受けるのも一つの手です。
試験日程(2026年度後期)
| 等級 | 学科・論述 | 面接 | 受検申請 |
|---|---|---|---|
| 2級 第37回 | 2026年12月13日 | 2027年1〜2月 | 2026年9月16日〜30日(終了) |
| 1級 第16回 | 2026年12月13日 | 2027年1〜2月 | 2026年9月16日〜30日(終了) |
Q&A
- 技能士だけ持っていてもキャリアコンサルタントを名乗れますか
- 名乗れません。技能検定の1級か2級に合格した人は、キャリアコンサルタント名簿に登録する要件を満たすので、登録すればキャリアコンサルタントを名乗れます。
- 2級の試験日はいつですか
- 2026年度後期(2級第37回・1級第16回)の学科と論述は2026年12月13日、面接は2027年1〜2月に設定されています。受検申請は2026年9月16日〜30日で終わっています。
- 一部合格はありますか
- あります。学科か実技の片方に合格すると一部合格証書が出て、合格した試験の実施日の翌々年度末まで、その試験が免除されます。