キャリアコンサルタントの受験資格|講習修了か相談の実務経験3年か
最終更新: 2026年10月9日(公開: 2026年10月9日)・キャリコンと給付金 編集部
受験資格は3つのうちどれか一つ
| 受験資格 | 申請に要るもの |
|---|---|
| ① 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した | 講習機関が発行する修了者コード(無ければ修了証の写し。専門実践教育訓練の修了証明書ではない) |
| ② 労働者の職業の選択、職業生活設計、職業能力開発・向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験がある | 実務経験証明書と誓約書 |
| ③ 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験か実技試験に合格した | 受験申請書に一部合格の番号を書く |
学歴・年齢・国籍の条件はありません。受験資格は、受験申請のときにすべてそろっている必要があります。
多くの人は①の養成講習から受ける
協議会の第32回で、受験資格別の受験者は次のとおりでした。
| 受験資格 | 学科の受験者 | 実技の受験者 |
|---|---|---|
| 養成講習修了者 | 2,566人(89%) | 3,049人(89%) |
| 実務経験者 | 305人(11%) | 366人(11%) |
| 技能検定の片方合格者 | 1人 | 20人 |
9割近くが養成講習を修了して受けています。認定講習は2026年10月時点で22講習あり、通学と通信を合わせて150時間以上です。受講料は約20万〜50万円で、多くは専門実践教育訓練給付金の対象です。講習ごとの比較はこちら。
②の実務経験に数えられる相談
協議会の説明では、次の3つをすべて満たす相談が対象です。
- 相談の相手が「労働者」であること(学卒の就職希望者を含む)
- 相談の内容と目的が、職業の選択、職業生活設計、職業能力の開発・向上に関するものであること
- 1対1で行われること(少人数のグループワークを含む)
たとえば、ハローワークや人材紹介会社での職業相談、学校のキャリアセンターでの就職相談、企業内のキャリア面談などが考えられます。どの経験が当てはまるかは個別に判断されるので、協議会の「実務経験とは(FAQ)」を読んでから申請してください。実務経験証明書は勤め先などに証明してもらいます。
実務経験で受ける場合、講習の受講料はかかりませんが、試験の準備は自分で進めることになります。合格率は独学で取れるかで確かめています。
③の技能検定から受ける人はまれ
キャリアコンサルティング技能検定(1級・2級)は、キャリアコンサルタント試験とは別の国家検定です。2級の学科か実技に合格していると、キャリアコンサルタント試験の受験資格になり、合格した試験の免除も受けられます。ただ、技能検定2級の受検には実務経験などが要るので、キャリアコンサルタント試験の受験資格を得るためにこの道を選ぶ人はほとんどいません。
片方だけ合格したとき
学科か実技の片方に合格した人は、次回以降、合格した試験の免除を受けて、残りだけを受け直せます。技能検定の1級・2級で学科か実技に合格した人も、該当する試験の免除を受けられます。
Q&A
- 学歴や年齢の条件はありますか
- ありません。受験資格は3つのどれかを満たすかだけで決まります。協議会の第32回では、30歳未満から70歳以上まで受験しています。
- 人事部で面談をしていました。実務経験になりますか
- 相談の相手が労働者(学卒の就職希望者を含む)で、内容が職業の選択・職業生活設計・職業能力の開発や向上に関するもので、1対1(少人数のグループワークを含む)で行ったものが対象です。評価面談や業務の指示が中心の面談は当てはまらないことがあるので、協議会の「実務経験とは(FAQ)」で確かめてください。
- 実務経験で受けるときに要る書類は
- 実務経験証明書と誓約書です。勤め先などに証明してもらいます。様式は2026年7月に変更されているので、試験団体の最新の様式を使ってください。
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ピックアップ講習
令和7年度に修了した913人のうち82%が受験し、受験した人の83%が合格。全国約20か所の通学とオンラインを選べ、振替できる。
- 給付の対象の受講料
- 396,000円(50%なら自己負担 19.8万円、70%なら 11.9万円)
- 令和7年度の実績
- 修了 913人/受験 82%/合格 83%
- 学び方
- 通学あり・オンラインのみ(7月・11月・3月)
令和7年度に修了した2,139人のうち88%が受験し、受験した人の84%が合格。全国の校舎とオンラインで毎月開講。
- 給付の対象の受講料
- 392,111円(50%なら自己負担 19.6万円、70%なら 11.8万円)
- 令和7年度の実績
- 修了 2,139人/受験 88%/合格 84%
- 学び方
- 通学あり・オンラインのみ(毎月)
通学(夜間・土日)の講座は、令和7年度に修了した875人のうち87%が受験し、受験した人の80%が合格。ライブ通信の講座もある。
- 給付の対象の受講料
- 398,200円(50%なら自己負担 19.9万円、70%なら 11.9万円)
- 令和7年度の実績
- 修了 2,644人/受験 85%/合格 79%
- 学び方
- 通学あり・オンラインのみ(4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月・12月・1月)
実績は教育訓練給付金の講座検索システムに講習機関が報告した値(令和7年度)。合格率は資格受験者数に対する合格者数。