キャリアコンサルタントの論述試験|50分50点と足切り20点
最終更新: 2026年10月9日(公開: 2026年10月9日)・キャリコンと給付金 編集部
事例記録を読んで記述で答える
論述は実技試験の一部で、学科と同じ日の午後(協議会は14時10分集合)に行われます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | 事例記録を読み、設問に記述で答える |
| 時間 | 50分 |
| 配点 | 50点(実技150点のうち) |
| 足切り | 配点の40%(20点)以上 |
事例記録は、キャリアコンサルタントと相談者の面談のやりとりを書き起こしたものです。設問では、相談者の訴えや問題をどう捉えるか、キャリアコンサルタントの対応をどう見るか、今後の面談をどう進めるかなどを、指定された字数で書きます。
平均点は32点前後
| 回 | 団体 | 論述の平均点(50点満点) |
|---|---|---|
| 第31回 | 協議会 | 32.7 |
| 第32回 | 協議会 | 32.2 |
| 第32回 | JCDA | 32.9 |
平均は32点前後で、6割台半ばです。足切りの20点を下回る人は多くありませんが、実技の合格ラインは論述と面接の合計90点なので、論述で35点前後取れると面接の負担が軽くなります。面接の平均点は60点前後です。
準備の仕方
- 過去問を受ける団体で解く: 論述は団体ごとに作られ、事例の示し方や設問の形が違います。協議会とJCDAの試験サイトで公開されている直近の問題を、時間を計って解きます
- 事例を読む観点を決めておく: 相談者の言葉(主訴)と、キャリアコンサルタントが見立てた問題を分けて読む。面談のどこで関係が築けたか、どこで話がそれたかに印をつける
- 字数に収める練習: 50分で複数の設問に答えるので、要点を先に書き、理由を一文で添える形にすると時間内に収まりやすくなります
- 講習の添削を使う: 論述の添削を試験対策に含めている講習があります。受講料に含まれるか別料金かは講習で違います
論述は面接と違って一人で練習できる試験です。面接の練習相手が見つからない時期は、論述の過去問を進めておくと、実技の準備がまとまります。
Q&A
- 論述だけの合格はありますか
- ありません。論述は実技試験の一部で、面接と合わせて150点中90点以上、かつ論述20点以上・面接の各評価区分40%以上で実技の合格になります。
- 協議会とJCDAで論述の問題は同じですか
- 違います。学科は2団体の共通問題ですが、論述と面接は団体ごとに作られます。受ける団体の過去問で練習してください。
- 過去問はどこにありますか
- 協議会とJCDAの試験サイトで、直近の回の問題が公開されています。
次は講習を比べる
ピックアップ講習
日本マンパワー
令和7年度に修了した913人のうち82%が受験し、受験した人の83%が合格。全国約20か所の通学とオンラインを選べ、振替できる。
- 給付の対象の受講料
- 396,000円(50%なら自己負担 19.8万円、70%なら 11.9万円)
- 令和7年度の実績
- 修了 913人/受験 82%/合格 83%
- 学び方
- 通学あり・オンラインのみ(7月・11月・3月)
ヒューマンアカデミー
令和7年度に修了した2,139人のうち88%が受験し、受験した人の84%が合格。全国の校舎とオンラインで毎月開講。
- 給付の対象の受講料
- 392,111円(50%なら自己負担 19.6万円、70%なら 11.8万円)
- 令和7年度の実績
- 修了 2,139人/受験 88%/合格 84%
- 学び方
- 通学あり・オンラインのみ(毎月)
リカレント
通学(夜間・土日)の講座は、令和7年度に修了した875人のうち87%が受験し、受験した人の80%が合格。ライブ通信の講座もある。
- 給付の対象の受講料
- 398,200円(50%なら自己負担 19.9万円、70%なら 11.9万円)
- 令和7年度の実績
- 修了 2,644人/受験 85%/合格 79%
- 学び方
- 通学あり・オンラインのみ(4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月・12月・1月)
実績は教育訓練給付金の講座検索システムに講習機関が報告した値(令和7年度)。合格率は資格受験者数に対する合格者数。