キャリアコンサルタント試験の協議会とJCDAの違い|合格率と日程で比べる
最終更新: 2026年10月9日(公開: 2026年10月9日)・キャリコンと給付金 編集部
学科は共通で論述と面接が団体ごと
キャリアコンサルタント試験は、厚生労働大臣の登録を受けた2つの試験機関が実施しています。
| 項目 | キャリアコンサルティング協議会 | 日本キャリア開発協会(JCDA) |
|---|---|---|
| 学科 | 2団体が同じ日に共通問題 | 同じ |
| 論述 | 団体ごとに作成。学科と同じ日 | 団体ごとに作成。学科と同じ日 |
| 面接 | ロールプレイ15分+口頭試問5分 | ロールプレイと口頭試問(形式は受験案内で確認) |
| 受験料 | 学科8,900円・実技29,900円 | 同じ |
| 第34回の申請受付 | 2026年12月11日〜22日 | 2026年12月9日〜23日 |
| 第34回の面接 | 2027年3月12日〜27日 | 2027年3月13日・14日・20日・21日 |
どちらで合格しても、同じ国家資格です。
受験者数と合格率
| 回 | 協議会 学科 | 協議会 実技 | 協議会 両方 | JCDA 学科 | JCDA 実技 | JCDA 両方 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第31回 | 80.9% | 63.8% | 58.8% | 79.5% | 67.8% | 62.9% |
| 第32回 | 54.6% | 60.3% | 43.7% | 55.6% | 66.5% | 52.5% |
| 回 | 協議会の実受験者 | JCDAの実受験者 |
|---|---|---|
| 第32回 | 3,932人 | 1,186人 |
学科は共通問題なので、合格率もほぼ同じです。差が出るのは実技で、2回ともJCDAのほうが3〜6ポイント高くなりました。ただし、受験者の層(どの講習を修了した人が多いか)が団体で違うので、「JCDAのほうが受かりやすい」と言い切ることはできません。
平均点で見る実技の差
| 回 | 団体 | 論述(50点) | 面接(100点) | 実技(150点) |
|---|---|---|---|---|
| 第32回 | 協議会 | 32.2 | 59.3 | 90.3 |
| 第32回 | JCDA | 32.9 | 61.3 | 93.2 |
実技の合格基準は150点中90点以上で、協議会の平均点は90.3点と合格ラインちょうどでした。面接の平均点はJCDAのほうが2点高く、実技の合格率の差は主に面接から来ていると考えられます。
どちらで受けるかの決め方
- 講習の試験対策: 講習機関によって、どちらかの団体の論述・面接に合わせた対策をしています。大原のように両方に対応すると案内している講習もあります
- 面接の日程と会場: 協議会は面接の候補日が多く、会場も10地区(札幌・仙台・東京・大宮・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄)です。JCDAの日程と会場は受験案内で確かめてください
- 過去問: 論述は団体ごとに形式が違うので、受ける団体の過去問で練習します。どちらも試験サイトで直近の過去問を公開しています
迷ったら、修了する講習が対策している団体で受けるのが無難です。
Q&A
- どちらで受けても資格は同じですか
- 同じです。どちらの団体で合格しても、国家資格キャリアコンサルタントの試験の合格で、登録すれば同じキャリアコンサルタントです。
- 学科は協議会、実技はJCDAのように分けて受けられますか
- 学科と実技は個別に受けられ、片方に合格した人は次回以降その試験の免除を受けられます。団体をまたいだ受け直しの扱いは、受験申請の前に各団体の受験案内で確かめてください。
- 講習によって受けられる団体が決まっていますか
- 講習を修了すれば、どちらの団体でも受験資格になります。講習機関によっては、どちらかの団体の論述や面接に合わせた試験対策をしているので、説明会で確かめてください。
次は講習を比べる
ピックアップ講習
日本マンパワー
令和7年度に修了した913人のうち82%が受験し、受験した人の83%が合格。全国約20か所の通学とオンラインを選べ、振替できる。
- 給付の対象の受講料
- 396,000円(50%なら自己負担 19.8万円、70%なら 11.9万円)
- 令和7年度の実績
- 修了 913人/受験 82%/合格 83%
- 学び方
- 通学あり・オンラインのみ(7月・11月・3月)
ヒューマンアカデミー
令和7年度に修了した2,139人のうち88%が受験し、受験した人の84%が合格。全国の校舎とオンラインで毎月開講。
- 給付の対象の受講料
- 392,111円(50%なら自己負担 19.6万円、70%なら 11.8万円)
- 令和7年度の実績
- 修了 2,139人/受験 88%/合格 84%
- 学び方
- 通学あり・オンラインのみ(毎月)
リカレント
通学(夜間・土日)の講座は、令和7年度に修了した875人のうち87%が受験し、受験した人の80%が合格。ライブ通信の講座もある。
- 給付の対象の受講料
- 398,200円(50%なら自己負担 19.9万円、70%なら 11.9万円)
- 令和7年度の実績
- 修了 2,644人/受験 85%/合格 79%
- 学び方
- 通学あり・オンラインのみ(4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月・12月・1月)
実績は教育訓練給付金の講座検索システムに講習機関が報告した値(令和7年度)。合格率は資格受験者数に対する合格者数。