キャリアコンサルタントの学科試験|50問で35問以上が合格と5つの試験科目
最終更新: 2026年10月9日(公開: 2026年10月9日)・キャリコンと給付金 編集部
四択50問で35問以上が合格
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | 四肢択一のマークシート |
| 問題数 | 50問 |
| 時間 | 100分 |
| 合格基準 | 100点満点(1問2点)で70点以上=35問以上の正解 |
| 受験料 | 8,900円 |
| 日程 | 実技の論述と同じ日の午前(10時10分集合) |
学科は、キャリアコンサルティング協議会と日本キャリア開発協会(JCDA)が共同で作る共通問題で、同じ日に行われます。
5つの試験科目
受験案内に書かれた試験科目は次の5つです。
- 職業能力開発促進法その他関係法令に関する科目
- キャリアコンサルティングの理論に関する科目
- キャリアコンサルティングの実務に関する科目
- キャリアコンサルティングの社会的意義に関する科目
- キャリアコンサルタントの倫理と行動に関する科目
細かい範囲は、協議会が出題範囲(2020年度の試験から)として公開しています。2026年度の試験は、2026年4月1日の時点で施行されている法令が基準です。時事的な問題は基準日にかかわらず出ることがあります。
合格率は回で大きく動く
| 回 | 団体 | 受験者 | 合格者 | 合格率 | 平均点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第31回 | 協議会 | 3,839人 | 3,107人 | 80.9% | 76.9点 |
| 第31回 | JCDA | 1,144人 | 910人 | 79.5% | − |
| 第32回 | 協議会 | 2,872人 | 1,568人 | 54.6% | 69.1点 |
| 第32回 | JCDA | 932人 | 518人 | 55.6% | 69.7点 |
共通問題なので、団体による差はほとんどありません。第32回は平均点が合格ラインの70点を下回り、合格率も50%台まで下がりました。学科は「易しいほう」と思われがちですが、回によっては実技より合格率が低くなります。
年代別の差
第32回(協議会)の学科を年代別に見ると、30代の合格率が最も高く、60代以上で下がっています。
| 年代 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 30歳未満 | 286人 | 146人 | 51.0% |
| 30〜39歳 | 667人 | 428人 | 64.2% |
| 40〜49歳 | 740人 | 430人 | 58.1% |
| 50〜59歳 | 893人 | 449人 | 50.3% |
| 60〜69歳 | 275人 | 111人 | 40.4% |
準備の目安
- 公開されている直近3回分の過去問を、時間を計って解く(過去問)
- 法令・制度は改正が多いので、講習のテキストの版と法令基準日を確かめる
- 理論の人名とキーワード(キャリア理論、カウンセリング理論)は一覧にして覚える
養成講習の受講中から過去問に触れておくと、修了後の準備期間(最初の試験まで2〜4か月ほど)を実技の練習に回せます。
Q&A
- 学科だけ先に受けられますか
- 受けられます。受験する試験は「学科と実技」「学科だけ」「実技だけ」から選べます。受験資格は学科だけでも同じものが必要です。
- 法改正はいつの時点のものが出ますか
- 2026年度の試験は、2026年4月1日の時点で施行されている法令が基準です。時事的な問題は基準日にかかわらず出ることがあります。
- 学科に合格すると次回は免除ですか
- 次回以降、学科の免除を受けて実技だけを受けられます。
次は講習を比べる
ピックアップ講習
日本マンパワー
令和7年度に修了した913人のうち82%が受験し、受験した人の83%が合格。全国約20か所の通学とオンラインを選べ、振替できる。
- 給付の対象の受講料
- 396,000円(50%なら自己負担 19.8万円、70%なら 11.9万円)
- 令和7年度の実績
- 修了 913人/受験 82%/合格 83%
- 学び方
- 通学あり・オンラインのみ(7月・11月・3月)
ヒューマンアカデミー
令和7年度に修了した2,139人のうち88%が受験し、受験した人の84%が合格。全国の校舎とオンラインで毎月開講。
- 給付の対象の受講料
- 392,111円(50%なら自己負担 19.6万円、70%なら 11.8万円)
- 令和7年度の実績
- 修了 2,139人/受験 88%/合格 84%
- 学び方
- 通学あり・オンラインのみ(毎月)
リカレント
通学(夜間・土日)の講座は、令和7年度に修了した875人のうち87%が受験し、受験した人の80%が合格。ライブ通信の講座もある。
- 給付の対象の受講料
- 398,200円(50%なら自己負担 19.9万円、70%なら 11.9万円)
- 令和7年度の実績
- 修了 2,644人/受験 85%/合格 79%
- 学び方
- 通学あり・オンラインのみ(4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月・12月・1月)
実績は教育訓練給付金の講座検索システムに講習機関が報告した値(令和7年度)。合格率は資格受験者数に対する合格者数。